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『ビルトニアの女』を再読
昨日、明け方まで『ビルトニアの女』を読んでて、凄く眠い。なんだか一生懸命読んでたもんで、なにか書きたくなりました。今までのらりくらり何処に向かってるのかわからなかった物語が、二部の【運命の女神】で急激に動きだすんですよね。
愛情があって憎しみがあって同情があって、だから殺してあげよう、だと思ってました、なんとなくパターン的には。でも本気の殺意ときましたか。些細なことだけど、凄いびっくりした。このへんの嘘つきじゃない感情みたいなとこが、嫌いじゃないんです。
女の子らしい異世界トリップ
Olive Cafeの異世界トリップ恋愛もの『愛した軌跡をいつまでも』。女の子ですね!と思いながら眺めていたら、おもしろくて全部読んでしまいました。改稿中の大長編なのに。後半、けっこうえっちくてどきどきしてしまいました。改稿が終わったら、もう一回読みたいです。
こういうファンタジーが読みたかった
Windy Hillで連載中のハイ・ファンタジー『灰と王国』。二部まで読了。自分的にはたいへん馴染みやすい近代ファンタジーの王道です。あらすじ。第一部。帝国北部の田舎町は、闇の眷属の蹂躙された。粉屋の息子フィンは家族を守りながら、助けを求めに旅にでる。
第二部。竜との絆を結んだフィン。平穏な暮らしを望むが、帝国の情勢は不安定で、いつのまにか政治に巻き込まれていく。第三部は国造りになりそうです。地味に細かく人間と物語を描いていて、読み進めていくほどにおもしろくなってきました。
『青の魔術師』も大好きなんだけど、ここの作者さんの本レビューをたまにみていたので、いつかこっちの系統を書かないかなあと思っていました。なので、とてもうれしい。『灰と王国』は大長編になりそうで、またひとつ読み続ける楽しみがふえました。
『Unnamed Memory』、凄かった
続いて『Unnamed Memory』。前半の展開が速かったので、なんか仕掛けがあるんだろうなと思ってたら、なるほど。観察者、箱庭、リプレイ、と凄い合わせ技でした。キーワードだけみるとSFみたい。あらためて物語と言葉の力を信じてる作品って、いいなあと思いました。
追記。ここのサイトさんが、とっても気になる。なにげにSFのにおいがするんですよね。ネット用の読みやすい文章だし、恋愛ファンタジーや異世界トリップと、とっつきやすい題材を使ってるけど、底に流れるのは海外古典SFかも、とか思ったりしてて。どうかなあ。
『Babel』読了
たまに作品名を見かけるno-seen flowerの『Babel』。これ、異世界トリップ+言語ファンタジーだったんだ。言語系のファンタジーって珍しい。個人的には、外部の観察者あたりの話が気になる。ここの世界は誰の箱庭なんだろ。他の作品を読めばわかるのかなあ。
追記。Babel、Babel…と呟いていたら、ぴんときた!言語系でBabelときたら、ディレーニーの『バベル17』ですよ。ここの作者さんも好きなのかな。偶然かな。ずいぶん昔に読んだ本なのでよく覚えてないけど、こっちはスペオペの言語系。ちょっと凄い作品だった気がする。