裸者と裸者〈上〉孤児部隊の世界永久戦争
- 裸者と裸者〈上〉孤児部隊の世界永久戦争
- 打海 文三(著)
- 角川書店 (2007/12)
内乱状態の日本。戦国時代のように、政府軍やら地方軍が戦いあっている。そんな無法地帯の片隅で、孤児の海人が妹弟を守り、助け合って暮らすという話。二部の『愚者と愚者』まで読みました。作者がお亡くなりになって、未完の大長編になったようで、続きが読めないのは残念ですが、十分におもしろかったです。
戦争をデフォルメした感じかなと思いました。国道xx号線を封鎖して、常陸軍がなんたら~とか、やたら詳しく書いてます。そんな感じなので、暴力、麻薬、性の乱れとかあっても、悲惨じゃない。一部は、孤児の海人が健気でいい子だと思って読んでました。
二部はジェンダー問題中心。女性、同性愛者、外国人、孤児のマイノリティ軍隊が協力し合って、日本人の男の軍隊と戦う。この後、作者がこの作品をどういう作品にするつもりだったのかが、分からない。残念だけども、しかたない。
2009年5月4日
Category: 本
